スワイプしてね！ あの日こんなコードのメモを持って帰ったのです。2019/4/4のことです。 「Bubbles」が生まれた時のことです。 CHARAプロデューサーのおうち（ワタハウス）でホームパーティーしてて、ワイワイしてる中でCHARAさんがピアノ弾きながら一緒に紡ぎ出していったような気がします。特別な時間すぎて、どうしていいのかわからない自分がいましたね。 サクッとではなく、意外とじっくり制作した時間はボイスメモにたっぷり残っています。 このボイスメモとコードのメモをもとに、持ち帰ってトラックを作っていって、それを確認したりさらにメロディーを作ったりする作業を2019/5/1にワタハウスでしたのです。 その時、家にいたHIMIくんがドラムを叩いてくれて、マイク三本だけ立ててとったんだけど、それでイメージがグッと形になったんです。そのバージョンも良いのです。 めちゃめちゃスペシャルサンクス！ HIMI!! @himimojo そこから歌詞をつけてデモは完成してたんだけど、2年間冬眠しておりましたね。 アルバム作るぞっとなってやっと制作を再開させて、歌詞を練り直していったんだけど、 やっぱり巨匠CHARAさんとの曲に歌詞をつけるなんてのは、考えただけで何億年も悩み続ける自分が思い浮かぶぐらい（昔、2AMに提供した曲で経験してるので）、棒高跳びぐらいのハードル設定になってしまうわけで、2年間の冬眠と言いましたが、2年間の逃走だったのかもしれません。 最初、そのデモで歌っていた歌詞をCHARAさんが耳で書き起こしてその歌詞についてのアドバイスやアイデアを投げかけてくれたんです。 人はそれをダメ出しというのでしょうが、 「ダメ出し」という響きから感じるようなぶっきらぼうなものではなく、とても読み応えのある量で、細かく書いていただいていて、それを読むだけで作詞ってこうやって書けばいいんだぁってなっちゃうような、指南していただいてるような感覚になるような、A4で何ページにもわたる書物なのです。 それをプリントアウトして、じっくり読み込む時間が、今思えばとても楽しかった。 そういう作業はミックスの時も同じようにあって、とてもありがたかったのです。 言葉を出すのに何時間もかかる自分からするとなんでこんなに丁寧な文章が瞬時にどばーっと書けるのか、ほんとに巨匠はすごいと思うばかりでした。それだけの愛情や情熱や時間を静かに注いでくれてることにとても感謝したのです。 正直なところ、自分であげたハードルと、絶対にいいものにしたいという意気込みのプレッシャーで、珍しくずっと胃が痛かったであります。特にミックス作業は1番責任重大だったのでね。 じっくり時間をかけてできたBubbles。 やっとリリースして沢山の方々に聴いていただいてるみたいで、本当に良かった。 いろんなプレイリストにも入ってるしね！。 CHARAさん、ほんとにありがとうございました。 @chara_official_ はじまりは、時々送ってきてくれてた、けんぼーこんな曲合うんじゃないっていう、LINEのメッセージから。 「いいですよねー、いやでも、わかっててもなかなかそういうの作れないんです」だから、CHARAさんプロデュースしてくださいってお願いしたら、いいよーって言ってくださって、バッチリすぎる曲ができました。 代表曲になるよねー。 #chara #竹本健一 #bubbles