水戸ホーリーホックの「Make Value Project」”MVP”で、選手に話をする機会を頂きました。水戸ホーリーホックの取り組みは本当に素晴らしいと思います。 まず僕から、現役時代にやるべきことを話させて頂き、その後、僕自身も学んだ日本営業大学の講義で、Jリーガーの時に学んでおけば考え方が間違いなく変わっていたな、と感じた講義「お金の貯め方学」の講師である高井先生に、お金について講義して頂き、最後に日本営業大学の中田学長に話をして頂きました。 Jリーグには間違いなく夢があると思います。 それと同時に夢夢詐欺もあると思っています。 選手を獲得する時に、チームにお金がないから給料はあまり支払えない。 けど、Jリーグのチームに入ることさえできれば、後は自分の努力次第でどれだけでも稼げる。チームとして夢を叶えるチャンスを与えている。 ただ、活躍できなかったら選手のせいで、2〜3年でクビにして、その後は面倒をみない。 これは夢夢詐欺だと思います。 もちろん選手の力不足もあります。プロの世界だから当たり前。それもそうです。 ただ、選手をチームとして獲得すると決めオファーを出したのなら、その選手にしっかり寄り添い、選手の次のキャリアのことも考え、その選手とは一生付き合っていく、そういう想いがあってほしい。 最低年俸もリーグとしてしっかり決めるべきです。(新入団選手の最高年俸はどれだけ有名な選手でも480万で、最低年俸は決まっていません。240万も貰えない選手がたくさんいます。個人事業主なので社会保障などはもちろん自分の給料から支払います) 更に、退職金の制度もしっかり作るべきです。僕は最初に選手を獲得したチームが、選手の引退する時に、大学に行き直したり、自分のやりたいことにチャレンジすることができる、1年くらいは何もしなくても次のキャリアのことを考えられる、500万程の退職金を支払うべきだと思います。せめてそれくらいは最初に獲得するチームが責任を持って選手に支払うべきだと思います。 言い方が悪いかもしれませんが、それくらいしてでも獲得したいと思う選手でないのなら獲得するべきではないと思います。 「チームにお金がない」はただの言い訳で、選手やスタッフとの契約交渉の時に絶対に言ってはいけない言葉なのではないでしょうか。チームの能力が低い、って言っているようなもの、営業努力が足りないだけだと思います。 自分のチームのことが本気で好きで、自分のチームに魅力や可能性があると思っているのなら、それを本気で伝えてスポンサーを獲得するのが仕事ではないんでしょうか。その想いがないのなら、そんなチームで働いている意味はなんですか。 今J2.J3からのオファーなら大学進学を選ぶという高校のチームや選手は増えてきています。 Jリーガーになりたいと言う目標を持ってサッカーをしてきた選手がそうなってしまうJリーグって、どんだけ魅力ないんですか？ ただ、それでもお金がないと言うのなら、せめて学びの場や選手の次のキャリアを考えた活動を、チームとして取り組んでいくべきではないのでしょうか？ そこでチームとしての魅力を作っていくべきではないでしょうか？ Jリーガーになれたからこそできるチャンスや特権、Jリーガーだからこそ会える人が必ずいます。 その強みを活かした活動が必ずできるし、それを活かさない手はありません。なぜならその特権は選手が自分自身で勝ち取ったものだからです。特別なんです。 何故それを活かした取り組みをチームとしてもっとできないのか？ Jリーガーって本当に凄いんです。東大に入るより難しいんです。 なのに、何故オファーを断られるのか。僕は悔しくて仕方ありません。 大学へ行くより、Jリーグに行った方が幸せになれる。人生の武器になる。そんな教育をできるJリーグにしないと、本当の意味で魅力あるリーグには絶対にならないと思います。 水戸ホーリーホックのMake Value Projectのような想いと活動が当たり前になってほしいし、僕はその手伝いをしたい。Jリーグにもっと学びの場を作ってほしい。 Jリーグチームの関係者様、是非連絡ください。一緒に学びの場を考えましょう！ 今回話をさせてほしいとお願いしたところ、快く、是非話をしてほしいと返事をくれ、このような機会を作って頂いた水戸ホーリーホックGM西村卓朗さん、本当にありがとうございました。幸せな時間でした。 そして僕の現役時代の話を正直に話しておきます。 僕も現役中は学びなんて時間の無駄、クソだと思ってました。金なんてどんどん稼げると思ってました。毎日のようにパチンコ行ったりもしてました。 引退して気づくことが多すぎました。 それを現役の選手に伝えることは、僕のサッカー界にできる恩返しのひとつだと考えています。

. #寺岡真弘 選手 ありがとう！ 2014～2016、2019～2020の計5シーズン、北九州でプレーしてくれた”テラ”。最終ラインからの的確ながら厳しく大声でのコーチングから”鬼軍曹”という異名が付けられ、ようやくそれが浸透してきた中、ケガの影響もあり今季限りで現役引退という形になりました。 長野から復帰した昨季、シーズンを通じて出場しJ3優勝に大きく貢献してくれました。「成長した姿を見せなければならない」と強い覚悟をもって臨んでいたこともあってか、昇格決定後に涙を浮かべながら「北九州に帰ってきて本当によかった」と話していたことが今でも忘れられません。この1年、復活を期して厳しいリハビリに取り組んできた寺岡選手に、叶うならもう一度J2の舞台でプレーしてほしかったですね…。 ピッチ上での”鬼軍曹”ぶりとは別に、チーム一ともいえる礼儀正しさや、ゴールを決めた選手に対してどれだけ離れていても駆け寄って祝福しに行く優しさも持つ寺岡選手。新たなステージでの活躍を心から祈念しています！ 寺岡選手、7年間お疲れ様でした！ . #giravanz #ギラヴァンツ北九州 #ギラヴァンツ #北九州 #jリーグ #j2

. #ディサロ燦シルヴァーノ 選手 清水エスパルスへ完全移籍 . 2年間で25ゴールを積み重ね、J3優勝・J2昇格、今季はJ2の5位へチームを導いてくれた”レレ”。抜群のゴール前での動きや、バラエティー豊富なシュート、そしてチームの肝でもあった前線からの守備…いろいろなタスクをこなし、たくさんの感動をもたらしてくれました。 プレーだけにとどまらず、「ファン・サポーターを楽しませたい」と『レレポーズ』『レレマスク』などユニークなパフォーマンスを編み出したり、さまざまなPR活動にも快く協力してくれたり、プレー以外での貢献度も計り知れません。クラブハウスで響き渡っていたプロ顔負けの歌が聴けなくなるのも寂しいです…。 高みを目指して挑戦していく姿、これからも応援していきましょう！ ありがとう、ディサロ選手！ . #ギラヴァンツ北九州 #ギラヴァンツ #北九州 #jリーグ #j2