終わりの季節 美味しいワインを理解するためには、美味しいワインをひたすら飲むことだよ そもそも何が美味しいかって基準が日本人の食文化にはないのだから、美味しいもの良い香りというものを自分自身にすり込んでいくしかない だからとにかく試飲でもいいからたくさん飲むこと そうやって二十代そこそこの頃にグランメゾン出身の先輩に教わった まあ、言い方はこの100倍くらい厳しい言い方だったのだが、時代もあるのでそこは割愛するw 当時はお給料を貯めて奮発をすればアルマンルソーも買えたし、たまの贅沢でフィリップ・パカレやプリューレ・ロックの村名ワインを飲むことができたのだけれどあれから随分と高騰していて、著名で人気のある作り手の素晴らしいワインを自宅で飲むことは金銭的にも入手すること自体も、とても困難になった 東京は素晴らしい街で、素晴らしいワインバーがいくつもある その中でも紹介制の素敵なワインバーが港区にはいくつかあって、ワインが好きでゆったりと過ごす時間が好きな人が集う場所になっている そこは高いお金を払うからとか、すごいワインをあげるからとか、そういうことで利用できるわけではなくてやっぱり人の繋がりで紹介してもらいその人の信用を借りて通うことになる ここもそんなお店で 店主の榛葉くんはこれまた人生2回目なので、20代にしてえらく落ち着いていて、その日のシュチュエーションや気分に合わせて、またもちろん人によって予算に合わせてベストなワインを提案してくれる それも この中のどれかいかがですか？ と数本持ってきて、嬉しくも意地悪な提案をしてくれるものだから毎回楽しくなってしまう さて今回のワインだが選んだのは写真の3枚目 ほどほどの価格でありながら、グレートなワインをいつも提案してくれて しっぽりと1人2人で飲むのには最高の場所である また次の紹介制の素敵な展開をきいたので、そちらも楽しみにしています 好きな人が紹介者の信用で集う 紹介制の素敵なお店の時代なのかなぁと、思います #wine #ワインバー #紹介制 #bourgogne #bar #tokyogourmet #tokyorestaurant