＜愛しさと切なさと懐古主義と＞ 今の家に住んで3年弱。 もっとサロンに近いところに住みたいなあ、とか、 コロナ禍で家で仕事することも増えたから 仕事部屋欲しいなあ、とか 日当たりのいいベランダで ビーマイ農法したいなあ、とか、 色んな願いを叶えるべく、引っ越すことに。 引っ越しは「コストとサービスのバランスがいい」と 評判の良かったサカイに。 業績もかなり伸びてるとか。 内容を聞いたらすごく企業努力をされていて、 引っ越し業者なんてホスピタリティが 何より問われる業種だから、ちゃんと評価され、 結果に結びついてるのね、と嬉しくなりました。 いいものが正しく評価されるのは、 他人事でも嬉しい。 引っ越しのタイミングこそ断捨離チャンス！ と おとといからちょっとづつ片付け時間。 代官山で美容総合ショップ「rinato」 やってた時に最初に作ったヘアケア商品や、 6年前、スキンケア開発の超プロと 「私も娘も使って明日も20年後も 良かったと思えるコスメを作りたい」と開発した cocoorganicの当時の紙袋などが出てきたり、 「ていうか、どんなこと書いてたんだろ？」と 昔の彼氏からの手紙を読んでみたりして そのたびに「懐かしい〜」と盛り上がって なかなか進まないのだけど笑 coco organicsは、今は私の手を離れ、 ブランド名も naturancocoと変わってしまったけど、 すべて素晴らしい商品なので今もRESALONの メニューには使っているし、店頭で販売もしている。 中でもホイップクリームのようなクレンジングは 本当に秀逸で、クレンジングはもうこれ以外使いたくない くらい良くて、6年前の発売以来、ずっとこれを愛用してます。 サロンでもクレンジングはこれを使ってるのですが、 本当に大好きすぎて、オススメすぎて オリジナルパッケージバージョンを出せないかなあと、 今お話を進めてるほど。 どういいの？ は、また詳しく書きますね。 そんな中、出てきた娘の手作りバッグ。 私が入院した時に作って持ってきてくれたもの なのだけれど、 手縫いのフエルトのペンギンのアップリケがついていて 「ママがんばれ」と書いてある🥺 引っ越しに伴い、なかなか捨てられないなかった プラダやフェンディのバッグは、 もういっかなあ〜とメルカリで売ってみたけど （メルカリが売れていく気持ちよさ、癖になりますね笑） このバッグは一生捨てられない。 見るたびに胸がキュンキュンする愛おしいバッグ。 一緒にくれた手作りの貝殻のフォトフレームは 今も部屋に飾ってる。 正直、おしゃれとは言い難いものなので、 インテリア的には、、、なんだけど笑、 見るとあったかい幸せな気持ちになるので、ずっと飾ってる。 今は娘も22歳。もうすっかり大人で、 友達のような存在で、それはそれで幸せだけれど、 小さい頃の愛おしさは別格。 時々猛烈に湧き上がる 「あの頃の娘に会いたいなあ」という胸を焦がす感情は 絶対叶わない片想いの時の苦しさに ちょっと似ている笑 これが娘だからいいけど 男女だととんでもないことになる笑 よくアメリカの映画で エイリアンが攻め込んできたり、大地震が起きて天変地異の大騒ぎになるパニック映画は たいてい「壊れかけた家族の夫」や 「元嫁に少し未練を残してる夫」が主役で、 冷えきった二人が 天変地異のすったもんだを乗り越えて 元鞘に収まる、みたいなストーリーがあるんだけど ああいうのを見るたびに強く思う。 「あなたが今強烈に思いを馳せちゃってる人は 過去の愛し合ってた二人への懐かしさと愛おしさで 今じゃない。違うからこうなってるんだから 冷静になって〜。 天変地異のパニックの中で やっぱりこの人なんじゃないか？ってのは "つり橋の上の恋愛感情原理"で 騒ぎが収まって日常に戻ったら えっと、なんだっけ？？？ ってまたなるから くっついてもしょうがないってば〜」って笑 「懐かしい〜愛おしい〜」の感情からの行動は、 親子は何があったって親子だからありだけど、 男女には持ち込まないほうがいい気がする🙄 本当にパニック映画ってお約束のように サイドストーリーでこれがあるんだけど まあ、ただパニックと戦う映画だと 盛り上がらないからこういうの仕込んでおこう、って 気持ちもわからなくないんだけど 見るたび「だから違うってば〜」って ここに関しては突っ込みたくなるんですよねえ🙄