第 56 屆 #電視金鐘獎 甫公布入圍名單，恭喜《#天橋上的魔術師》入圍 11 個項目大獎（不重複），包含戲劇節目類最佳戲劇、導演、編劇、燈光、攝影、美術設計、男主角（李奕樵）、女主角（孫淑媚）、男配角（朱軒洋）、女配角（黃舒湄、盧以恩）、最具潛力新人獎（李奕樵、羅謙紹、林潔宜），成為入圍階段領跑大贏家之一。
　
近幾年台劇的成績有目共度，從《我們與惡的距離》掀起極大關注，雖然我觀看台劇的數量遠不及電影，但這兩年間的話題台劇也都有所觀察，而《天橋上的魔術師》就是近年我最喜歡的台劇，我認為這部作品大膽、不媚俗，且非常相信觀眾並勇於挑戰市場。藉著金鐘獎入圍，重新聊聊這部片和當時專訪導演 #楊雅喆 的過程，提供讀者參考。
　
題旨：【專訪《天橋上的魔術師》導演楊雅喆：與中華商場的久別重逢，故事是從記憶裂縫長出來的】
　
「導演好，我是關鍵評論網的編輯。」
「你好，你好，我先把手擦乾再和你握手。」
　
這是我和楊雅喆第一次見面，對彼此說的第一句話。
　
接著楊雅喆用力地將濕漉的雙手擦乾，伸出乾淨、禮貌的雙手相握，才算是正式打過招呼。接下來是訪談前的暖身閒談，在話家常中，方才文質彬彬的導演一下在談笑間幹聲連連，粗話齊發。
　
「在錄音囉。」我好心提醒。
「在錄音我還是可以講髒話。」楊雅喆說。
「那我把髒話都寫進文章。」我開玩笑地說。
「可以啊。」楊雅喆沒在跟我開玩笑。
　
楊雅喆可能是至今我訪談過的影視工作者中，髒話最多的導演，這件事在訪談前五分鐘就成立了，但同時我也發現，楊雅喆待人謙遜，面對陌生、年紀差距近半的訪談者，仍記得將雙手清潔、以禮相待，或許這就是為什麼，楊雅喆在面對國民黨的肅殺歷史高喊「幹死威權」之際，還能讓觀眾在時代大旗之下，看見他對小人物們的用情至深。
　
回憶起楊雅喆的電影作品，在《囧男孩》「隔代教養」的困境中，感受小屁孩們的天真爛漫；在《女朋友。男朋友》「野百合學運」的青春騷動中，與林美寶攜手成長，共同悲喜；在《血觀音》「劉邦友命案」、「新瑞都開發案」的不公不義中，貼近女性的浪潮暗湧。綜觀楊雅喆的影像深處，命題皆扣準社會脈動，而後直搗人心的柔軟彼方。
　
在這些「暴烈控訴」中窺見的「可愛溫柔」，恰與「髒話的粗獷」、「擦手的禮貌」是同一件事，在細節與習慣的微觀之處，瞅見所謂的鐵漢與柔情，無論正反，皆積累成楊雅喆作品的底蘊。
　
而 2017 年，憑藉《血觀音》拿下金馬獎最佳影片，站在金馬舞台高喊「沒有人是局外人」的楊雅喆，沈寂四年，到了 2021 年選擇將吳明益筆桿油墨下的中華商場具現化，領著觀眾乘著時光機返回 1980 年代的絕代風華，時光悠悠淌流，只不過這次是朝著往事逆流，那裡有人、斑馬還有貓妖。楊雅喆在故事的集合體中，影像化出小人物在大環境底下的眾生相，望見戒嚴時代下中華商場獨特的美麗與哀愁。
　
所有的故事都有起點，和楊雅喆第一題就談《天橋上的魔術師》的改編起源，作家吳明益在上個十年推出的小說，何以打動這名影像創作者？
　
（中略）
　
然而，談起楊雅喆和 #吳明益，一名影視工、一名文字工，皆出生於 1971 年，今年都將邁入五十而知天命，對於 1980 年代，兩人的時代軌跡不謀而合，國小、國中、高中甚至是大學，在人生形塑價值觀的年少時代時，這兩位創作者是在戒嚴時代中成長。
　
對於五、六級生的台灣人而言，年輕時期歷經黨國解嚴，碰上總統直選、政黨輪替，經濟則先後面臨中小企業出走中國，股市萬點迎來熱錢繁榮而後接續崩盤，台灣風起雲湧，人心迅速變動，其中的關鍵字，是「慾望」。正如《神力女超人1984》所表述，1984 年是美國資本主義的高峰，商業、貪婪的氛圍充斥，人性永不滿足，從美帝反身回望這座汪洋孤島，楊雅喆眼中的台灣，同樣如此。
　
「我對那個年代的記憶是各種慾望。因為有錢，成了台灣慾望最高漲的時代，70 年代經濟起飛十年，80 年代大家開始揮霍，這種揮霍包括物質上和情感上的性慾，有點像整個社會是從修女或和尚學院畢業的學生，到了大學終於能瘋狂打砲、賭博，是一種極度壓抑後的解放狀態。」楊雅喆這樣說。
　
提到戒嚴時代，在第三集〈水晶球〉中， 楊雅喆開始描寫時代下的壓迫，因此象徵極權的惡棍警察出現，地下聚會的樂音也隱隱鼓動，天橋的生命力悄然生長，於是中華商場似成一座孤島，自成一處魔幻之地。但這與世隔絕的天橋，仍會被外力介入，戒嚴時期的普世傷痕，若隱若現，自然也成了中華商場的歷史符碼，若再扣合每集的開場引子「緬懷蔣經國」等歷史畫面，楊雅喆想在《天橋上的魔術師》書寫的寓意，或許就淡淡地飄然而出。
　
在中華商場中，有所謂的本省人、外省人、客家人、原住民、香港人等等，中華商場作為上世紀標誌性的空間場域，從日本政權到國民政府，權力系統轉移的傾軋與擺盪烙下痕跡，將族群熔於一爐。隨著中華商場的繁盛與興衰間，歷史目睹了從鄉野移居都市懷著「台北夢」的人們，當然也在其中發現跟隨國民政府「避難」、「反攻」的「大陸人」，這種台北城市的人口組成和住商混合的商業發展路徑，被《天橋上的魔術師》以某種戲劇性的張力鋪展開來，直到 1992 年正式拆除的舊城世界，成了真正的時代幽魂，或許這種幽魂，一直於台北城上徘徊，尚未消散。
　
而縱使經過 40 年，世代的本質對楊雅喆來說一點也沒變。「我覺得當代和 80 年代根本沒有差別，慾望還是一樣，問題也還是問題。」楊雅喆若有所思地說。
　
若從物質面檢視，智慧型手機的革命、網路社群的蓬勃發展等等，都與 80 年代拉開了距離，若從意識型態回溯，當代台灣言論已自由、同性婚姻甫立專法等等，皆與壓抑的年代闢出截然不同的道路，但楊雅喆認為，很多事情沒有各界想像的劇烈改變。
　
楊雅喆娓娓道來：「解嚴 40 年，陰影並非第二天就被照亮，很多我這代人無法接受台灣是主權獨立的國家，台灣人很難擺脫『大中國情懷』，這種意識型態靜靜地躺在我這代人的腦海，社會要擺脫某種意識型態，40 年是不夠的；再說到同性婚姻，我這代現在做父母的，家中若出現跨性別小孩，可能還是會剁了腳跟；而男女真的平等了嗎？若是平等，那批踢踢不會充斥厭女言論。從種種來看，精神面的鉗梏依然存在，你會發現對於『生而為人』的根本問題，40 年前到現在，我們沒有變。沒有變的原因是它並沒有被當成能在學校被教導、討論的事情，40 年來沒有一門課、很少人會帶著你思考——『我們為何生而為人』？」
　
上述就是楊雅喆口中的「沒有差別」，在戒嚴神話中，後解嚴幽魂下，台灣人幾十年處在意識型態斷裂、重塑的過程中，不斷對「台灣人」的身份拋問，再重新定義，而〈水晶球〉聚焦在朱軒洋、羅士齊、宋柏緯三名慘綠少年，成功捕捉住青春氣息，開場的三人舞蹈令人神往，也浪漫地處理了多角戀關係，更以「訂製西裝」作為符號，提煉出青少年們「轉大人」的不合時宜，這群奔向未知彼方的年輕人，銜接住彼此的是可能稍縱即逝的友情與愛情，這是多數人類的共感，也是〈水晶球〉能引起共鳴的成功之處，無論是否經歷 1980 年代。
　
這樣的共感，正是楊雅喆和編劇團隊所強調的。
　
楊雅喆說：「我期待沒有經歷 80 年代、中華商場的人，也能有共感，故事中角色擁有的疑惑、困難、情感，是不分世代的，我甚至希望不同世代的人可能因此開始對話。爸爸的故事跟小孩子的故事可能會有火花、撞擊，對彼此就能有更多一點瞭解吧。」
　
「紀實」與「虛構」則是《天橋上的魔術師》重要的雙重辯證，而楊雅喆和吳明益，無論是影像或文字，皆十分熟稔自己創作的媒介，在「記憶的裂縫中」雙雙化為天橋上擅於變魔術的說書人，觀眾不用全然相信，因為每種獨立的記憶皆截然不同，但請進入說書人創造的世界，聽一遍會令人深深著迷的故事。
　
在楊雅喆的影像中，揮灑想像力捏造天馬行空的意外空隙，如此「時間魔術」的抽象概念才能被實踐，觀眾就摔進記憶碎片的裂縫漩渦之中，目眩神離地返回 80 年代。
　
王家衛在《2046》說：「所有的記憶都是潮濕的。」楊雅喆的《天橋上的魔術師》則魔幻地道出：「所有的記憶都與消失有關。」首集播出之後，「原來消失，才是真正的存在」這句話便清楚明瞭地定義這齣旗艦大戲。若我們再往下挖掘記憶與消失的互文關係，「時間」的另一層符旨，就在編劇團隊的巧筆之下，於焉成形。
　
（中略）
　
訪談最後，我問楊雅喆：「從你十年前看過小說，而後標案、拍攝最終成品上線，整趟旅程，你覺得是一場魔幻的奇蹟之旅嗎？」
　
「是啊。」楊雅喆篤定的這樣說。「很多時候你回望人生，任何動作都會是奇蹟，但你要努力，才有奇蹟。碰上疫情，只能改戲，但大家還是想到方法改，這就是奇蹟。像方才提到第七集的孫淑媚，她在臨時調動後，依然演得真好，就是演員帶給我的奇蹟。我只能盡全力控制作品不要長歪，最後沒有歪掉，反而更好，這就是奇蹟。」
　
楊雅喆近半世紀的人生，求學階段就讀淡江大學大眾傳播學系，從未想過踏進編導之路，但前後拿了金鐘獎、金馬獎、台北電影獎等各大影視獎項，這些就是散落於人生中的意外奇蹟，套句爛俗的台詞：「人生就像一盒巧克力，永遠也不知道拿到什麼。」或許對楊雅喆而言，每顆巧克力都醞釀了奇蹟，苦澀中帶著甘甜，整顆嚐完之後仍要輕舔沾滿巧克力粉的手指，永遠充滿樂趣，也唯有如此，奇蹟與魔術師才會出現。
　
2021 年，楊雅喆和劇組化身「魔術師」，試圖變出奇蹟，讓台灣、讓全世界觀眾重返慾望高漲的 1980 年代，在戒嚴時期、經濟起飛等背景氛圍中，感受消失的魔法，抓住天橋上曾有的吉光片羽。在那之中，有地攤商家、有地痞流氓、有打機少年、有長舌婦人等等，然後你會知道，這些人、事、物經過 40 年仍舊沒變，同樣為情所困、同樣八卦調皮、同樣不屈體制，這些小人物就像你的隔壁鄰居、像你的小學老師、像你在街上擦肩的路人，注定要相遇。
　
王家衛說：「世間所有的相遇，都是久別重逢。」《天橋上的魔術師》就是楊雅喆和中華商場久別重逢的相遇，而這次的久別重逢，楊雅喆誠摯地遞出邀請函，請你也置身其中。
　
📝專訪文章共 8421 字，上述為節錄部分，全文請點此👉https://bit.ly/37HFHkO

村上春樹の短編小説の映画化作品、『ドライブ・マイ・カー』を見ました。魂が揺さぶれた！　素晴らしい！　こんな本格的な映画、滅多にない。そして、カンヌ映画祭で絶賛された理由も本当によくわかった。
　
原作があまりにも有名すぎる作品の映画化は、だいたい熱心なファンからバッシングされるものですが、本作はハルキストほど心を動かされるのではないでしょうか。もともと本当に短い短編である『ドライブ・マイ・カー』。それがなんと２時間５９分もの長編になっていると最初聞いて、「一体どうやって作った？」と思いました。
　
実際見てみると、原作の重要なエッセンスは全て残しながら、主人公の設定などを大幅に変えたり、書き加えたり。しかし、その書き加えられたセリフが、「いからも村上作品の人物が言いそうなセリフ」だから、クラっとするのです。また、「舞台演出」という設定を加えたのは、本当に大成功。圧倒的にストーリーがドラマティックになると同時に、「言語的」「非言語的」に"伝える"というテーマが、ストレートに響くのです。
　　　
また、ちょっと意味深で、時にエロティックな表現もある春樹作品のセリフを、西島秀俊の演技で見事に演じられる。村上春樹ファンほど楽しめる作品。なので、村上作品を見たことがない人がどこまで楽しめるのかはわからないけども、村上作品が大好きな私にとっては、
　
最近の映画は、展開が早い、テンポの良い映画がほとんど。しかし、本作の物語のはじまりは、ものすごくスローである。そう、正に春樹作品のよう。主人公と女性ドライバー、「みさき」の心の交流が描かれるはずが、ドライバーの「みさき」がなかなか出てこない。序盤のシーンは、よく言えば「丁寧」で、悪く言えば「冗長」。しかし、それらは全て「伏線」であり「心理描写」であり、絶対になくてはならない描写であったことが、最後になってわかる。これまた、春樹作品のニュアンスである。
　
本作のテーマは、コミュニケーション下手な主人公と女性ドライバー。最初は無口で会話すらなかった２人が、次第に自己開示をし、打ち解ける。２人は大きなトラウマ、「喪失体験」を持っていて、２人の交流でそれを癒やし合う。と言葉で書くと、なんとも陳腐。
　
実際は、淡々とした春樹節の台詞と、そして表情をほとんど変化させない西島と三浦透子の演技で表現される。一見すると実に単調。しかし、その心の内をイメージするならば、なんと劇的なドラマであろうか。
　
些細な表情の変化、つまり演技力で「心の内面」「微妙な心の変化」が描かれていて、見るほどに劇中の世界に引き込まれていく。
　
「妻」は、最も身近な存在でありながら、最もミステリアスで、なかなか相容れることのできないやっかいな存在。という春樹作品に何度も登場してきたテーゼ。今まで感覚的には理解していたものの、真に腑に落ちなかったものが、本作で映像として描かれることによって、ああそういうことだったのかと、真に腑に落ちた。
　
パートナーの欠点やネガティブな部分も全て受け入れて愛することの「大切さ」と「難しさ」を映画のクライマックスで突きつけられる。愛するとは何か？　夫婦のコミュニケーションはどうあるべきか？　そんなことを考えながらも、圧倒的に「愛」のあるラストに魂が揺さぶられた。
　
大幅にストーリーを追加しながらも、村上春樹の世界観をくずさずに、原作のポイントを見事に活かしながら、精緻に作り上げられた本作の脚本凄すぎる。そして、カンヌ映画祭では日本映画初となる脚本賞の受賞。見事な脚本を仕上げた濱口竜介監督・脚本は凄いのだが、それを理解し評価したカンヌ映画祭の審査員も凄い。村上作品をかなり読み込んでいないと本作の脚本の凄さはわからないと思うから。
　
パートナーシップ。夫婦関係の難しさ。コミュニケーションの難しさ。それでも、コミュニケートすることで活路は開かれる！　そして、人を癒やすのは人。そして、あなたを癒やす人は、意外と身近にいるかもしれない・・・という。とにかく、いろいろと考えさせる！　今、映画、見終わったばかりなので、混乱していたらこめんなさい。間違いなく、傑作！　今年見た映画の上位３本に入ることは間違いないでしょう。
　
追伸
村上春樹の作品が好きな方には、圧倒的に楽しめ、そして魂が震える一作。ただ、春樹作品を一本も読んでいない人が、本作をどう見るのか？　私には予想不能です。
　
追伸２
上映が、都内では「TOHOシネマズ」など、上映館が少ないのでお見逃しなく。

村上春樹の短編小説の映画化作品、『ドライブ・マイ・カー』を見ました。魂が揺さぶれた！　素晴らしい！　こんな本格的な映画、滅多にない。そして、カンヌ映画祭で絶賛された理由も本当によくわかった。
　
原作があまりにも有名すぎる作品の映画化は、だいたい熱心なファンからバッシングされるものですが、本作はハルキストほど心を動かされるのではないでしょうか。もともと本当に短い短編である『ドライブ・マイ・カー』。それがなんと２時間５９分もの長編になっていると最初聞いて、「一体どうやって作った？」と思いました。
　
実際見てみると、原作の重要なエッセンスは全て残しながら、主人公の設定などを大幅に変えたり、書き加えたり。しかし、その書き加えられたセリフが、「いからも村上作品の人物が言いそうなセリフ」だから、クラっとするのです。また、「舞台演出」という設定を加えたのは、本当に大成功。圧倒的にストーリーがドラマティックになると同時に、「言語的」「非言語的」に"伝える"というテーマが、ストレートに響くのです。
　　　
また、ちょっと意味深で、時にエロティックな表現もある春樹作品のセリフを、西島秀俊の演技で見事に演じられる。村上春樹ファンほど楽しめる作品。なので、村上作品を見たことがない人がどこまで楽しめるのかはわからないけども、村上作品が大好きな私にとっては、
　
最近の映画は、展開が早い、テンポの良い映画がほとんど。しかし、本作の物語のはじまりは、ものすごくスローである。そう、正に春樹作品のよう。主人公と女性ドライバー、「みさき」の心の交流が描かれるはずが、ドライバーの「みさき」がなかなか出てこない。序盤のシーンは、よく言えば「丁寧」で、悪く言えば「冗長」。しかし、それらは全て「伏線」であり「心理描写」であり、絶対になくてはならない描写であったことが、最後になってわかる。これまた、春樹作品のニュアンスである。
　
本作のテーマは、コミュニケーション下手な主人公と女性ドライバー。最初は無口で会話すらなかった２人が、次第に自己開示をし、打ち解ける。２人は大きなトラウマ、「喪失体験」を持っていて、２人の交流でそれを癒やし合う。と言葉で書くと、なんとも陳腐。
　
実際は、淡々とした春樹節の台詞と、そして表情をほとんど変化させない西島と三浦透子の演技で表現される。一見すると実に単調。しかし、その心の内をイメージするならば、なんと劇的なドラマであろうか。
　
些細な表情の変化、つまり演技力で「心の内面」「微妙な心の変化」が描かれていて、見るほどに劇中の世界に引き込まれていく。
　
「妻」は、最も身近な存在でありながら、最もミステリアスで、なかなか相容れることのできないやっかいな存在。という春樹作品に何度も登場してきたテーゼ。今まで感覚的には理解していたものの、真に腑に落ちなかったものが、本作で映像として描かれることによって、ああそういうことだったのかと、真に腑に落ちた。
　
パートナーの欠点やネガティブな部分も全て受け入れて愛することの「大切さ」と「難しさ」を映画のクライマックスで突きつけられる。愛するとは何か？　夫婦のコミュニケーションはどうあるべきか？　そんなことを考えながらも、圧倒的に「愛」のあるラストに魂が揺さぶられた。
　
大幅にストーリーを追加しながらも、村上春樹の世界観をくずさずに、原作のポイントを見事に活かしながら、精緻に作り上げられた本作の脚本凄すぎる。そして、カンヌ映画祭では日本映画初となる脚本賞の受賞。見事な脚本を仕上げた濱口竜介監督・脚本は凄いのだが、それを理解し評価したカンヌ映画祭の審査員も凄い。村上作品をかなり読み込んでいないと本作の脚本の凄さはわからないと思うから。
　
パートナーシップ。夫婦関係の難しさ。コミュニケーションの難しさ。それでも、コミュニケートすることで活路は開かれる！　そして、人を癒やすのは人。そして、あなたを癒やす人は、意外と身近にいるかもしれない・・・という。とにかく、いろいろと考えさせる！　今、映画、見終わったばかりなので、混乱していたらこめんなさい。間違いなく、傑作！　今年見た映画の上位３本に入ることは間違いないでしょう。
　
追伸
村上春樹の作品が好きな方には、圧倒的に楽しめ、そして魂が震える一作。ただ、春樹作品を一本も読んでいない人が、本作をどう見るのか？　私には予想不能です。
　
追伸２
上映が、都内では「TOHOシネマズ」など、上映館が少ないのでお見逃しなく。

9/18公開！
清川あさみプロデュース、いとうせいこう脚本
淡路人形浄瑠璃新演目第二弾『淡路人形座 ええとこどり 或る夜の段』予告動画ができました！


「淡路人形座 ええとこどり 或る夜の段」は、タイトル通り、淡路人形座の〝いいところ〟がぎゅっと詰まった、とてもお得な演目です。淡路人形座でしか観ることのできない舞台演出、豪華絢爛な衣装が連なる『衣裳山』から始まり、人形遣いの巧みな技で7体の人形の艶やかな早変りが見られる『玉藻前曦袂　狐七化けの段』と続きます。そして、ラストは、人形浄瑠璃にとどまらず様々な芸能の舞台で演じられている八百屋お七の『火の見櫓の段』へと繋がります。

チケットは8月20日より、イープラス、じゃらんネット、劇場窓口にて販売。公開初日の9月18日はオープニング付特別公演となります。チケット完売が予想されますので、是非お早めにご予約ください。

▼公演概要
公演日　：2021年9月18日〜10月30日
公演時間：各日13:30より1日1回公演
休館日　：毎週水曜日、10/28(木)
公演場所：淡路人形座（656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1地先）
料金　　：大人 1,800円 　中高生1,300円　小学生1,000円 　幼児　300円
チケット：
・eプラス
https://eplus.jp/sf/word/0000089621
・じゃらんネット
https://s.jalan.net/3fQtnCK
・劇場窓口

※9/18のみオープニングイベント付き特別公演のため、時間・料金変更となります。


●淡路人形浄瑠璃再生
http://www.asamikiyokawa.com/awaji/
●淡路人形座
https://awajiningyoza.com/
●清川あさみ
https://www.asamikiyokawa.com/
https://www.asami-studio.com/

ーーーーーーーーーーーーーー
淡路人形浄瑠璃再生プロジェクトとは
「淡路人形浄瑠璃」の魅力を淡路島の歴史と共に次の世代に引き継ぐために、清川あさみ氏総合プロデュース、脚本いとうせいこう氏で現代人でも伝統芸能が気軽に楽しむ事ができるよう物語をアップデートしています。2021年3月に公開された新演目第一弾「戎舞＋（プラス）」では、淡路人形座来場者数前年同月比280%超えという成果ももたらし、昨今集客減少傾向にあった淡路人形座の再生の一歩となりました。

「我覺得而家先係我（歌手生涯）開始嘅第一年。」已經出道六年的陳葦璇說。「我都係，好似啱啱先開始搵到個門口咁。」同樣已經出道六年的Manson（張進翹）也說。他們覺得，在今時今日的香港當一個藝人好難，難到像你要在香港鬧市抬頭尋找星星，除了那恆久閃亮的獵戶座外，其他星星都暗淡無光。他們就這樣當了六年晦暗的星，直至《全民造星3》，把他們「造」成一顆耀眼、香港人都能見到的星星。
Manson葦璇六年星途浮沉
2015年，Manson剛於大學表演系畢業，那時他立志想當一個演員，於是參與了一些獨立短片及電影的製作，初初踏足演藝行業。同一年，葦璇參加了商台舉行的「As One」女團成員招募，中選後正式以女團成員身份出道，更曾一度飛往韓國發展。
然而在台上發光發亮的日子並不長久，2017年，As One解散，葦璇改以跳唱歌手的身份獨立發展，但那時她已經慢慢從大眾的視線中消失。「我覺得唔可以喺度等機會，冇得上台就要自己搵出路。」於是她決定開班教跳舞，在外面租一間工作室，由於租金昂貴，「慳妹」葦璇為了節省開支，便限定自己要在一小時內學會一隻舞，並在一小時內拍好跳舞的短片。那時候她一星期跳五日舞，每日一跳便是數小時。
「我沒有想過放棄的。」葦璇說，即使在最低潮的時候，她仍然堅持自己的夢想，這是因為她知道自己有多愛舞台。本來是田徑選手的葦璇，在15歲那年因為陪朋友參加「全港中學校際歌唱比賽」，因而發現了一種田徑場無法給予她的快樂，於是決定放棄跑道跳上舞台。但要留在舞台上並不容易，「有網民幫我數過，我參加過嘅歌唱比賽有四十幾五十個。我一直都係想藉住歌唱比賽去搵機會出道，但有時原來就算贏咗比賽，都未必有出道嘅機會。」
大概做藝人就是如此不安定，好像坐獨木舟要穿救生衣一樣，你總需要具備多一些技能去裝備自己，免得自己沉沒於水中。Manson入行後雖拍了一些作品，但這些作品沒有為他帶來名氣，於是他便轉做freelance，「之後發覺咁樣好冇安全感，好唔穩定呀，不論是工作上還是生活上，都覺得好被動。」於是他又走去學剪片、拍片、混音、平面設計……總之與演藝事業相關的技能，他都走去學一學，就好像穿上了救生衣一般。

影片:
【我是南丫島人】23歲仔獲cafe免費借位擺一人咖啡檔 $6,000租住350呎村屋：愛這裏互助關係 (果籽 Apple Daily) (https://youtu.be/XSugNPyaXFQ)
【香港蠔 足本版】流浮山白蠔收成要等三年半 天然生曬肥美金蠔日產僅50斤 即撈即食中環名人坊蜜餞金蠔 西貢六福酥炸生蠔 (果籽 Apple Daily) (https://youtu.be/Fw653R1aQ6s)
【這夜給惡人基一封信】大佬茅躉華日夜思念 回憶從8歲開始：兄弟有今生沒來世 (壹週刊 Next) (https://youtu.be/t06qjQbRIpY)
【太子餃子店】新移民唔怕蝕底自薦包餃子 粗重功夫一腳踢 老闆刮目相看邀開店：呢個女人唔係女人(飲食男女 Apple Daily) https://youtu.be/7CUTg7LXQ4M)
【娛樂人物】情願市民留家唔好出街聚餐 鄧一君兩麵舖執笠蝕200萬 (蘋果日報 Apple Daily) (https://youtu.be/e3agbTOdfoY)

果籽 ：http://as.appledaily.com
籽想旅行：http://travelseed.hk
健康蘋台： http://applehealth.com.hk
動物蘋台： http://applepetform.com

#全民造星3 #Manson #陳葦璇 #張進翹 #Shallow
#果籽 #StayHome #WithMe #跟我一樣 #宅在家

｜跟住Manson葦璇去露營｜演藝圈浮沉六年 靠旅行走出迷失 ：只要有人參與樂壇就不會死

「我覺得而家先係我（歌手生涯）開始嘅第一年。」已經出道六年的陳葦璇說。「我都係，好似啱啱先開始搵到個門口咁。」同樣已經出道六年的Manson（張進翹）也說。他們覺得，在今時今日的香港當一個藝人好難，難到像你要在香港鬧市抬頭尋找星星，除了那恆久閃亮的獵戶座外，其他星星都暗淡無光。他們就這樣當了六年晦暗的星，直至《全民造星3》，把他們「造」成一顆耀眼、香港人都能見到的星星。
Manson葦璇六年星途浮沉
2015年，Manson剛於大學表演系畢業，那時他立志想當一個演員，於是參與了一些獨立短片及電影的製作，初初踏足演藝行業。同一年，葦璇參加了商台舉行的「As One」女團成員招募，中選後正式以女團成員身份出道，更曾一度飛往韓國發展。
然而在台上發光發亮的日子並不長久，2017年，As One解散，葦璇改以跳唱歌手的身份獨立發展，但那時她已經慢慢從大眾的視線中消失。「我覺得唔可以喺度等機會，冇得上台就要自己搵出路。」於是她決定開班教跳舞，在外面租一間工作室，由於租金昂貴，「慳妹」葦璇為了節省開支，便限定自己要在一小時內學會一隻舞，並在一小時內拍好跳舞的短片。那時候她一星期跳五日舞，每日一跳便是數小時。
「我沒有想過放棄的。」葦璇說，即使在最低潮的時候，她仍然堅持自己的夢想，這是因為她知道自己有多愛舞台。本來是田徑選手的葦璇，在15歲那年因為陪朋友參加「全港中學校際歌唱比賽」，因而發現了一種田徑場無法給予她的快樂，於是決定放棄跑道跳上舞台。但要留在舞台上並不容易，「有網民幫我數過，我參加過嘅歌唱比賽有四十幾五十個。我一直都係想藉住歌唱比賽去搵機會出道，但有時原來就算贏咗比賽，都未必有出道嘅機會。」
大概做藝人就是如此不安定，好像坐獨木舟要穿救生衣一樣，你總需要具備多一些技能去裝備自己，免得自己沉沒於水中。Manson入行後雖拍了一些作品，但這些作品沒有為他帶來名氣，於是他便轉做freelance，「之後發覺咁樣好冇安全感，好唔穩定呀，不論是工作上還是生活上，都覺得好被動。」於是他又走去學剪片、拍片、混音、平面設計……總之與演藝事業相關的技能，他都走去學一學，就好像穿上了救生衣一般。"

影片:
【我是南丫島人】23歲仔獲cafe免費借位擺一人咖啡檔 $6,000租住350呎村屋：愛這裏互助關係 (果籽 Apple Daily) (https://youtu.be/XSugNPyaXFQ)
【香港蠔 足本版】流浮山白蠔收成要等三年半 天然生曬肥美金蠔日產僅50斤 即撈即食中環名人坊蜜餞金蠔 西貢六福酥炸生蠔 (果籽 Apple Daily) (https://youtu.be/Fw653R1aQ6s)
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