皆さま、こんばんは。先日のリアルサウンドのインタビュー記事について、たくさんのご感想をいただきありがとうございます。
さて、今回は、私が宇宙を思うときに聴いている音楽を紹介したいと思います。
私はこれまで、さまざまな音楽の影響を受けながら、自分の音楽を探求してまいりました。
その中心はR&Bです...
皆さま、こんばんは。先日のリアルサウンドのインタビュー記事について、たくさんのご感想をいただきありがとうございます。
さて、今回は、私が宇宙を思うときに聴いている音楽を紹介したいと思います。
私はこれまで、さまざまな音楽の影響を受けながら、自分の音楽を探求してまいりました。
その中心はR&Bですが、その他にElectronica(エレクトロニカ)やAmbient(アンビエント)、Post-Classical(ポスト・クラシカル)などのジャンルもよく聴きます。
今回はこの中から、ポスト・クラシカルについて少しお話ししたいと思います。
ポスト・クラシカルとは、語弊を恐れずに言うのであれば、映画によく使用される、クラシックにエレクトロニカの要素を組み合わせたような音楽を指します。さらに平たくいうのであれば、クラシックにシンセサイザーなどの機械の音を足したようなジャンルです。
ポスト・クラシカルを代表する方の名前を挙げますと、その名付け親であるMax Richter、その昔、私がまだTwitterにも情報を投稿していたときに紹介したこともある、アイスランド出身のÓlafur Arnalds、Radioheadのギタリストでもあり、多彩な楽器を操るJonathan Greenwood、左手の親指を怪我した際、残る9本の指でアルバムを作ったことのあるNils Frahm、そして今回の主題である、私が宇宙を思うときによく聴いている、偉大な才能を持つ音楽家、Jóhann Jóhannssonがまずは浮かびます。
Jóhann Jóhannsson (ヨハン・ヨハンソン)
彼をどうして知ったのかは覚えておりません。気がつけば新曲を追いかけるようになっていました。あたたかな曲の中にも寂寥感があるところが、わび・さびにも通じるようで引かれます。また、まるで人生を達観しているようなその世界観が、私を宇宙へと誘います。彼の曲を聴くたびに、懐かしいようでいて、決してそれが記憶の中にはないような、不思議な気持ちになります。
「The Theory of Everything(博士と彼女のセオリー)」や「Arrival(メッセージ)」など、多くの映画音楽も手がけられておりますので、皆さまも耳にしたことがあるかもしれません。
2018年の2月に、彼が48歳という若さで亡くなったニュースを目にしたときは、愕然としました。大きな才能には、大きな代償が伴うこともあると理解しています。しかしそれでも、やはりもっと彼の新しい音楽を聴きたかったと、残念に思う気持ちが薄まるわけではありません。
今回の画像のアルバム、「Retrospective I」と「Retrospectives II」は、彼の代表作をまとめた、複数枚のCDからなるボックス仕様になっています。
その中の1曲、「Flight From The City」を少し疲れた夜に聴きながら、遠い遠い宇宙のことを思いますと、何か大きな力に許されるような気がします。何を許されるのかさえ分かりませんが、まるで親の腕の中で眠る幼子のような安心感と、それがすでに存在しないという諦めが同時に訪れ、次第に宇宙と融合していくような気持ちになります。
同じアイスランド出身のピアニスト、Víkingur Ólafsson(ヴィキングル・オラフソン)による同曲のReworkバージョンが配信限定でリリースされておりますが、こちらも大変に素晴らしく、その流星のようなピアノの音色に心が締め付けられます。
皆さまが宇宙を思うときに聴く曲がありましたら、ぜひ教えてください。
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流星の音色 在 Strobo Creature|閃光生物 Facebook 的最佳貼文
【#閃光快報】跨過了一個時代,我們開始害怕連懷念的能力都隨著年紀增長而消逝。在風扇聲幾乎要蓋過音樂的夏天,金屬光澤的吉他聲與貝斯聲一閃一閃,我們揮霍時間重複一首歌的某個小節,想像著遙不可及的現場熱度。
在多年後的一個回家途中,你目擊那顆流星璀璨地劃過天際,降落在你面前。
暢快的高純度爆擊,澄澈綻放的音色,Mass of the Fermenting Dregs將在 5 月 24 日來台演出!
活動詳情請至 東京兜圈 Megurinterview Tokyo
Mass Of The Fermenting Dregs(JP) + 羣島 :: 金星計畫 / 宵の明星 ::
流星の音色 在 Strobo Creature|閃光生物 Facebook 的最佳解答
許久未見盛大斑斕的流星降臨。ACIDMAN最新單曲「最後の星」在壯麗的音色中寫下邁向終末的狀絕孤寂及無盡情感。久違拿出喜歡的舊專輯一張一張聽過,也不禁開始懷念起他們總是令人熱淚盈眶的現場演出了。
ACIDMAN
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