⁡ 『病中、哀から愛へ』 ⁡ ⁡ 喉が焼けるように痛い 頭が割れそう 鼻が詰まって息苦しい 寒い、ひたすら寒い 頭が朦朧とする きょうは何日？何曜日？ 分からない。 ⁡ 私、ちゃんと生きてる？ 本当に、ただの風邪なのかな。 このまま1人で死んじゃうのかも。 ⁡ こんなことならあの時、ちゃんと仲直りしておけばよかった。あんなこと言わなければ良かった。別れたいなんてそんなの嘘だよ。 試しただけだもん。「俺にはマコが必要だよ」って言って欲しかったの。「マコがいなきゃ生きていけない」ってすがって欲しかったの。 ⁡ いつもこうだ。大事なものは失ってから気付く。その場限りの感情に左右されて、冷静に判断できなくなる。いつまで経ってもバカな私。こんな私を彼が必要としてくれるわけ…… ⁡ ⁡ 「マコ、大丈夫？」 ⁡ 耳の奥に彼の声を聞いた気がして、朧げに目を開く。ボンヤリとしたシルエット。緩やかに輪郭が浮かび上がり、彼の優しい瞳と目が合う。これは、夢？ ⁡ 「……な、なんで」 ⁡ 振り絞って出した声は、音にならずに喉の奥でくぐもる。 ⁡ 「LINE全然既読にならないし何度電話しても出ないし、職場に電話したら熱で休んでるって聞いて。心配で見にきてみたら、なんかヤバいことになってるし」 ⁡ 彼はそう言って私の手を握った。さっきまで孤独の中死んでいくのだと思っていた私の身体に、泣きたくなるほど優しい温もりが伝わってくる。嘘みたい…… ⁡ 「……わ、私……この前酷いこと言った、のに……なんで、来て……くれるの？」 「バカだなあ。俺はどこにも行かんよ。別れたいなんて嘘でしょ？そんなのお見通し」 「ううう……」 「マコ？俺はね、マコが辛い時、誰よりもそばにいてやりたいって思うんだ。それはマコの為じゃなくて俺の為でもあるんだよ。俺はマコが一番安らげる場所になりたい。だから……って、ごめん。今はそれどころじゃないな」 ⁡ 彼はそう言って、涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔をタオルで拭いてくれた。 ⁡ 「今はゆっくり寝な。そばにいるから、安心して」 「ふっ……ううう」 「元気になったら話そう。これからのこと。な？」 「うん……」 ⁡ ⁡ 私の方が。 私の方こそが。 彼が必要なんだと気づいてしまった。 風邪で弱って気付くなんて、単純過ぎ。でもきっと、それこそが本質なんだ。 ⁡ 早く元気になりたい。 そして真っ先にあなたの胸に飛び込んで言いたい。大好きって。ずっと一緒にいたいって。 ⁡ ⁡ ================== ⁡ 病気や災害時こそ、そばにいてくれる人のありがたみに気付けるよね。 私もこの主人公と似てるところがあって、弱った時に助けてもらって失っちゃいけないって気付くことがあります。でも普段はそういうことに気づけなくて喧嘩で酷いこと言っちゃったり……その度に自分は未熟だなあと感じるものです。 ⁡ そういえば、災害の時に結婚を決意する人多い気がするけど、そういうことなんだよね、きっと。 ⁡ ⁡ ⁡ #カップルイラスト #喧嘩 #仲直り #日常の幸せ #風邪 #熱 #看病 #後悔 #イラスト #ラブストーリー #カップル #イラストレーション #恋愛 #キッチン #恋愛小説 #インテリア #寝室 #ベッド #恋愛ドラマ #ポエム #恋人 #ハグ #短編 #ショートストーリー #リビング #illustration #coupleillustration #Illustrator #lovestory

. 音羽先生と写真を撮っていただきました。 いつか見たかった音羽先生の笑顔と、 アゴの演技を教えてくれた賀来さんです。笑 先週のブランチでも話してくださいましたが 5話に涼香の「最低！」というセリフがあって。 怒っている感じをうまく出せず悩んでいたら 賀来さんが "怒りはね、アゴを出すといいんだよ" をアドバイスをくださいました。 とってもありがたいお言葉だったので すぐさま取り入れてみようとカメラ前で挑戦したら "嘘だよ"と言って笑ってくれて。 そしたら、監督やカメラマンさん、 その場にいた皆さんもふふふと笑ってくれて。 5話のプレッシャーでガチガチだった私は あの言葉で緊張が解けたんだなって今でも思います。 涼香が、妊婦の彩乃さんの乗った車椅子を押して エレベーターに挟まれそうになるシーンでも、 なかなかタイミングよく車椅子を引けず苦戦していたら "エレベーターの扉が閉まるスピードを もっと速くしたらやりやすいのかも" と提案してくださいました。 音羽先生に酸素マスクを当てるシーンでも、 どのくらいの強さで当てていいのか躊躇していたら "僕が一度涼香さんの手を払うのはどうですか" と監督に提案してくださいました。 こうやって挙げていくときりがないのですが、、、 うまくできないでいるといつも助けてくださって だから乗り越えられたシーンばかりだったと思います。 賀来さんはセリフだけでなく手術の手もともあって 覚えなくてはならないことがたくさんあったのに、 いつだって気を配ってくれて 一緒に涼香を作ってくださいました。 音羽先生がいたから強い涼香でいられたし、 私もそんな涼香が大好きでした。 本当に、尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。 5話の涼香が好きだ、と言ってくださる方が多くて でもそのたびに「賀来さんのおかげです」って ずっとお伝えしたかったので。 長くなってしまいましたが、 読んでくださってありがとうございます。 そういえばブランチの時も10話の放送後で。 どんな顔で、どんな言葉で お二人のVTRを受けたらいいかずっと迷っていたら 最後に"アゴを出して"と言ってくださって。 また、助けていただいてしまいましたね。 10話の台本をもらう日までずっと "まだわかんないよ、涼香は生きてるかもしれない" って何度も言ってくださったのも 本当は、すごく嬉しかったです。 ありがとうございました。 涼香は、音羽先生に出会えて きっととても幸せだったと思います。 チョコのフィナンシェ、 美味しく食べてくれてたらいいなあ🍫

還是會有回憶洶湧而現的時候， 在每年的某個月份裡。 . 那位太過深刻難以忘卻的某君、 那無法再路過的場所。 . . 努力地用新的回憶去掩蓋， 努力地用忙碌和酒精去麻醉。 努力地展現著今天的堅強， 去證明可以獨當一面的自己。 . 若是不夠堅強的話， 就沒辦法把你也撐起了吧？ 你沒辦法處理那個， 崩潰得要失控痛哭的我吧？ . . 但， 那偶爾聽到刺中痛處的歌詞， 那手機螢幕剛好看到的時間， 是手心指甲再壓也無法蓋過的痛。 . 但， 那個迷糊的夜裡聽到的聲音， 那個在街角擦身而過的氣味， 潛意識始終讓我以為是誰曾來過。 . . 放下了嗎？還沒能放下嗎？ 我只知道，我已經走了很遠。 . . 十年過去，當身體的所有 細胞、物質，都換過了一遍， 我以為這樣就能夠留給你 一個全新的、完好無缺的我。 . 換來的卻是那份 始終未變的陣痛感越趨強烈… . 卻，再已找不到能容納的地方。 . . . “なんてね。” “嘘だよ。” …… . . . 離域， 逢星期二說故事。 . 散文集《如果 我們 還可以》 博客來 書店 持續發售中 . 長期補購點 準備中 . @ delocalizer . #謊言 #堅強 #關係 #離域 #離域說 #文字 #散文 #故事 #語錄 #愛情 #感情 #愛情語錄 #心情語錄 #delocalizer