【BEYOND GIRLS初の病院での公演『#心魂プロジェクト』🎶】
想いが溢れ過ぎて長いですw
想いを忘れる前に心に留めておきたいので、勝手に書きます。
以前から #BEYOND_GIRLS の夢のひとつだった「病院での公演」が叶いました。最高の思い出になりました。
リーダー綾子が以前からパフ...
【BEYOND GIRLS初の病院での公演『#心魂プロジェクト』🎶】
想いが溢れ過ぎて長いですw
想いを忘れる前に心に留めておきたいので、勝手に書きます。
以前から #BEYOND_GIRLS の夢のひとつだった「病院での公演」が叶いました。最高の思い出になりました。
リーダー綾子が以前からパフォーマンスをしていた「NPO法人 心魂プロジェクト」に、BEYOND GIRLSとして初参加しました。
実はわたし、年に一回ほど腎盂炎になるんです。排尿の際にセルフカテーテルを使うため、そこからばい菌が入ってしまい尿路感染を起こして約40度の熱が出る症状なんですが、最悪なことにパフォーマンス前日に腎盂炎になるという。。 一人欠けたらBEYOND GIRLSじゃないから今回は出演をキャンセルさせてもらおうか、、ギリギリまで3人で悩みました。
そして、いつもお世話になっているサポートタクシー「ハートオブゴールド」さんに、助けを求め、現地まで送っていただく形を取って出演を決意しました。
結果、行って本当に良かった。。。
千葉東病院の重症心身障害のある方々がプレールームに集まり、そこで心魂プロジェクトの仲間と一緒にパフォーマンスをさせていただきました。
車椅子やベッドで寝たきりの患者さんでどんどん埋まっていくプレールーム。。。。 わたしは9歳で突然原因不明で歩けなくなった当時、神経病院という重症心身障害の子供達が入院する病院に救急車で搬送された。
9歳まで健常者としての世界しか知らなかった私は、突然、重症心身障害の子供達と同じ病室で生活が始まり、初めて見る世界に戸惑ってしまった。9歳のわたしには未知の世界を受け入れる度量はなく、気持ちが追いついていけず拒食症になってしまった。鼻から管を入れられていたので、動けないことも辛かったし歩けなくなった現実にもびっくりしていたけれど、それ以上に今まで大好きだったご飯すら食べれなくなった事がすごく辛かった。
病院のご飯を見ただけで吐いてしまったり、初めての外泊で家で大好きなたらこスパゲッティを作ってもらって食べても吐いてしまった。何も受け付けられなくなっていた。人生で一番痩せていたあの頃ww
その後某KO病院に転院し、ステロイド治療と個室という自由空間のせいで今度は過食症になり激太りし、現在のどすこい体型に至るのだが。。w
神経病院にいた頃、初めは戸惑っていたけれど、そこで出会う重症心身障害の子供達やその家族と段々と仲良くなっていき、世の中には色々な人がいることを9歳で知ることができ、価値観がすごく広がった。
進行性の病気で寝たきりのお子さんに、毎日お見舞いに来て話しかけ続ける元気なお母さんや、突然会社で倒れて記憶がなくなってしまった女性、脳の手術で坊主になった女の子、毎晩寝ている間に私の人形を奪い取っていくダウン症の女の子など、様々な精神疾患を抱えた方やそれを支える家族と触れ合った。
その当時の自分を思い出しながら、今回のパフォーマンスで岡本真夜さんの「TOMORROW」を歌っている時、色々と思い出して泣きそうになった。歌詞と当時の思いも重なるし、ちょうど入院した頃に流行っていた曲だったので、どうしても泣きそうになってしまう。
そして、パフォーマンスが終わった後に、患者さんに近づいてみた。(その事をデリデリというらしい)
怖がられて泣かれちゃうかなと思ったけど、積極的に話したり触れてみたら、笑ってくれたり手を握りしめてくれたり、一緒に付き添っている方が、さっきビヨンドの歌を聴いて涙をながしていたんだよと教えてくれたり。
患者さんにパワーを与えられたのかなと思うと本当に嬉しかった。そしてパワーを大量にもらった。怯えてた少女が急に笑った顔や、緊張して恥ずかしそうな顔で見つめられながら握り締められた手の感覚が忘れられない。
自分も同じように寝たきりだった時、こんな経験をしたかったなぁと思った。
心魂プロジェクトの寺田 真実さんと、じゅんちゃんこと岩本 潤子さんは、元劇団四季のトップメンバーさん!
その二人による、劇団四季公演をみているかのようなウエストサイド物語のパフォーマンスにもリハーサルから圧倒されたし、寺田さんの教え子の青山学院大「心魂ラボ」の学生さんによる楽器のパフォーマンスもとても感動して、みんなが同じ想いで作り上げる場所って、こういう事なんだなって実感した。
最後に患者さん全員からのサプライズでもらった写真入りのメッセージカード、一生の宝物です。
BEYOND GIRLSとして一年間色々な活動をさせてもらった。
その中で気づいたのは、こうして相手と近い距離で対等にコミュニケーションをとれる場所がすごく好きだという事。
病院にもっと回りたい、そう感じた今回の病院でのパフォーマンス、最高に楽しくて幸せだった。熱なんて吹っ飛んだ!
この機会を与えてくれた寺田さんとリーダー綾子、そして、断るという手段をビヨンドするサポートしてくれたハートオブゴールドのクワさん山さん、そして体調悪い中支えてくれたビヨンドの2人に心から感謝しています。ありがとう!
違いを最高に楽しめたこの気持ちを一生忘れたくないので、長々と書き溜めてみました。早くみんなにまた会いたい。